妄想練成

かねがね疑問に思ってたことについて考察と言う名の妄想。
珍しくストーリーに関する普通(？)の妄想ですが激しくネタバレ前提なのと予想以上に長くなったので追記でだらだら垂れ流してます。


そう言えば最近あんまりクジュラさんでいかがわしい妄想しようとすると首筋の辺りに青紫色の冷たい殺気を感じるような気がするんです。
折角某スレ(not本スレ)でおいしいネタが投下されtあっ(ｽﾊﾟﾝ

疑問：姫様はどう言う経緯で真祖の血を手に入れたのか？

100年前の大異変で世界樹本体と深都(当時は海都の中心部だったわけだが)と深王が海底に沈んでそのままずっと別れ別れ…と思ってたのだけど、深都ルートEDの姫様の科白「あの蒼い海の底にもう一度行きたかった」は深都の事？

と言う訳でちょっと辻褄を合わせる妄想をしてみよう。


深王が世界樹の命令に従って海底に沈んで間もない頃、兄を追い掛けて深都を訪れた姫様。当時はまだ機兵化されてないシスコンお兄ちゃんなので自分に会いたい一心でやって来た妹をそう無下に追い返せない。「ここは危険だ」「お前を巻き込みたくない」などと言いつつも内心ちょっと嬉しかったに違いない。

姫様は姫様なりに王族特有のお花畑脳で戦争を終結させお兄ちゃんに戻って来て貰うにはどうすれば良いか考えた。「フカビトさんとお話ししてみよう。お友達になれれば戦わなくて済む筈！」
そして姫様は戦線只中の祭祀殿へ。獣避けの鈴でも持ち込んだか気付いた真祖が面白がって手を出させなかったかしてあっさり邂逅する二人。

姫様のお友達計画は一笑に伏されて終わったけど、その熱意(お兄ちゃん大好き的な意味で)は何となく伝わってきた真祖はそれを利用するべく「ならば兄を待っていれば良い。待ち続ける為の身体を与えよう」とか言って自分の血を与えたのでした。主な目的は本編の通り。

一方深都では深王のシスコンっぷりを危険視した世界樹が深王に「長期戦になるし、生身じゃ無理があるから」と自身の機兵化を提言。勿論深王は二つ返事で快諾するので機兵化のついでに姫様に関わる記憶を抹消。単純に地上に対する未練を断ちたかったのと、姫様が真祖の力を得た事に気付いていて真祖に支配された場合も考慮したとか。
某吟遊詩人曰く「食べちゃいたい程溺愛していた」らしいので、そんな愛しい妹がフカビトになって襲って来たりしたら…。

「私…ずっと待っていたのよ。お兄様を待ち続けていたらこんな姿になってしまったの」とヤンデレ笑顔な姫様。
心を鬼にして戦うも斬り付ける度に「痛い…やめて、お兄様…」と泣きながら懇願する姫様。
しまいには「こんな…姿、だから…お兄様はグートルーネのこと…嫌いになってしまったのね…」とすすり泣きし始める姫様。

最悪情に流されて負けるか、勝っても妹を手に掛けた事実で深王のメンタルに大ダメージは必至。"魔"を討つ為の駒としては支障出まくりなので世界樹的には大変よろしくない。
かと言って姫様を亡き者にするわけにも行かないので記憶の末梢に留めておいて、姫様が再び深都を訪れる事が無いよう深都の入口に繋がっている海嶺ノ水林を迷宮化し眷属(ケトスさんを始めとしたF.O.E類)を配置しましたとさ。


半分くらい勢いで考えた妄想だけど世界樹が記憶操作してるのは海都ルートED以降を見ると有り得るんじゃないかな。天極殿星御座にいるのは2体目かとも思ったけど何も知らないではなく何も"覚えていない"と言うって事は本人、でなかったとしても記憶の転送は可能な筈。
世界樹が余計な私情を挟ませないように(主人公ギルドへ憎しみを持たせないように)オランピアの記憶から深王の存在を抹消する為初期化した、と。
そうなるとクリア後の海都で伝令を伝えに来たオランピアちゃんはもう記憶を破棄された後なんだろうか。深都へ会いに行った時に初めて起動したっぽい態度だけど。